吉田学園動物看護専門学校特別講義のご報告
9月6日(月)、札幌市東区にある、吉田学園動物看護専門学校さまで 特別講義の講師をさせて頂きました。 この日は、動物看護学科、トリマー学科の生徒さま57名が 熱心に講義に耳を傾けてくださいましたが 先生のお話の中で、学生の皆さまの意識が大変高く 学校をあげて、動物愛護福祉に取り組まれている様子がうかがえました。 最初に教育部長 菅さまから、当会のご紹介をいただきました。 講義の内容としては 当会の活動やペットを取り巻く現状 それぞれの問題点への対応などをお話させて頂きました。 80分の講義のあと、学生の皆さまから熱心なご質問いただきました。 太田記者の公開講座に来て下さっていた方は ショップやブリーダーから保健所に入る動物を減らすための 今後の当会の取り組みや考えを質問くださいました。 また、ボランティアにはどのような方が参加してくださっているか 人に慣れていない犬猫に接するとき、気をつけていることはあるかなど ご質問いただきました。 当会から学生の皆さまにメッセージもお送りいたしました。 【動物業界に進む学生の皆さんに出来る支援方法や活動とは】 法律上動物は「命あるもの」です。しかし経済活動の中で、 単なる「もの」として取り扱われる状況があるのも事実であり、 そのような場面では動物福祉がおざなりになっていることが多いものです。 ペットと言われる動物たちが終生その動物らしい生き方ができているか、 その環境を担保するのは、私たち人間です。 動物について学んだ皆さまなら、 その環境を常に動物たちに与えてあげることができると思います。 ペット達に対する思いやりと想像力を大切にして、 いつまでも物言えぬ動物の代弁者であって欲しいと思います。 ******************************************** 吉田学園さま、生徒の皆さま、ありがとうございました! 未来ある学生の皆さん、現実は大変なことも多いですが、 夢や希望を忘れずに「いのち」を大切にする社会人になってくださいね! |