釧路保健所には、野犬だった2頭の犬が出会いを待っています。
D10-4は、3~4歳のメスで、柴犬より少し大きめのサイズです。
昨年11月から収容されている人間から餌だけをもらって生活していた、いわゆる野良犬でした。
大人しくてとても怖がり屋さんです。大きな音や急な動き、人に触られることが怖いようですが、手からおやつを食べるようになり、人がいる環境にだいぶ慣れてきました。
攻撃してきたりむやみに吠えたりすることはありません。
散歩は大好きで散歩中は嬉しそうです。
お迎えにあたっては、ダブルリードでの散歩、屋外で飼う場合は頑丈な犬舎を用意するなど、脱走対策を心がけていただく必要があります。集合住宅での飼育はおすすめしません。
3-2、推定4~5ヶ月のメスの子犬は、標茶町の捕獲用罠にかかりました。
収容当初は、線虫がみられましたが、駆虫薬を飲ませてからは見つかっていません。
元野良のため、人に対して臆病な様子が見られますが、少しずつ興味を示すようになり、おやつをあげると喜んで食べます。
子犬ならではの無邪気さや好奇心もみられ、散歩や犬どうしで遊ぶのが大好きです。
また、相手の犬によって柔軟に距離感をとることができます。新しい環境にもすぐに順応すると思われます。
元野良の子犬であることから、どのくらいの大きさに成長するかわかりません。
大型犬サイズに成長する可能性があることをご理解の上、飼育していただく必要があります。
釧路総合振興局では、コメント内容は、保健所収容中のものです。
新しいご家庭に移ると、良くも悪くもコメント内容と違う行動になることもあります。
また、現在、北海道の体制では、医療については応急処置しかできませんので、譲渡後に、収容中には発症しなかった病気が現れることもあります。
そして、対面=譲渡決定ではありません。
対面時には、再度、職員から収容中の状況を説明いたします。
その上で、引き取るかどうかをご検討ください。
「一晩考えます」はとても重要です。
譲渡後、「思っていたのとは違った」という理由での返還には応じかねますので、保健所からの譲渡にご理解のある方のみ、お申し込みをお願いいたします。
幸せになりたいのはどの子も同じはず・・・情報の拡散、シェアのご協力をお願いいたします!
釧路総合振興局:0154-43-9151
https://www.kushiro.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kks/174752.html